兼高かおる世界の旅
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兼高かおる世界の旅

日本のテレビ史上に燦然と輝く、紀行番組の金字塔「兼高かおる世界の旅」。1959年から31年もの間、150カ国余りを駆け巡った貴重な映像がここに甦る。

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兼高かおる【声の出演】兼高かおる、芥川隆行

今月放送
ドキュメンタリー

みどころ

日本のテレビ史上に燦然と輝く、紀行番組の金字塔「兼高かおる世界の旅」。1959年、当時の日本人にあまり馴染みがなかった世界各地を駆けめぐり、その風俗・文化・歴史などを紹介する本格的海外取材番組としてスタート。日曜の午前中はこの番組を見なければ1日が始まらないとまで言われるほど、多くの視聴者に親しまれ、31年もの長寿番組となった。訪れた国の数は150カ国あまり、地球を180周した計算になる。
兼高かおるは、ナレーター、ディレクター、プロデューサーを全て一人でこなし、当時の国家元首から秘境の地に住む村人まで様々な人々と接し、幾多の冒険にも果敢に挑戦した。民間人の海外渡航が自由にできなかった時代。彼女の「世界をお茶の間に運ぶのが私の仕事」という言葉通り、実際に自らの目で見てきた、手で触れてきた世界の旅。すべてが番組内の貴重な映像の数々に凝縮されている。

【6月のラインアップ】
★「白い大陸に生きる」#526(1971年04月11日放送)【カラー】
ウェッデルアザラシ、アデリーペンギンなどの動物や、エレバス山という南極大陸最後の火山を紹介していく。真夜中の12時になっても日が沈まない白夜の中、過去の探検家の調査拠点を訪ねる。その後一行は南極点へ向かう。

★「未知の大陸に挑む」#527(1971年04月18日放送)【カラー】
世界から科学者が集まる「研究所」としての南極大陸の一面を紹介していく。睡眠の研究を行っているバード基地。また、国境や人種を超え研究を重ねているナショナル・サイエンス・ファンデーションの生物研究所もレポートする。さらに、氷の下の海の様子の撮影にも挑戦する。

★「計画都市キャンベラ」#528(1971年04月25日放送)【カラー】
オーストラリアの首都・キャンベラを紹介していく。アメリカ人建築家・グリフィンにより設計され、計画的の開発された都市の概要や、家一軒につき一定本数の樹木を植える規則がゆえに、木々にかこまれた景観の住宅街を紹介。また、アメリカ大使館や日本大使館、高官たちのパーティーの様子などをリポートする。

★「氷河の夏」#529(1971年05月02日放送)【カラー】
氷河・山・湖など美しい自然が豊富なニュージーランド南島を紹介していく。ワカティプ湖畔のリゾート地クィーンズタウンには、クリスマスになると約2万人の観光客が訪れるという。また、兼高はエベレスト登頂を果たした登山家ヒラリー卿と歓談し、高山地帯に棲む珍しい鳥・ケアをカメラに収める。

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番組データ

出演 兼高かおる【声の出演】兼高かおる、芥川隆行
制作年 1959年
制作 TBS

放送内容

放送あり

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毎週(土)午前6:30〜午前7:00
【再】翌週(土)午前6:00〜午前6:30

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視聴方法

TBSチャンネルは、CS有料放送です。下記のサービスでご視聴いただけます。